敷金15万円が返ってきた!ベテラン主婦が引越しのコツを教えます!>敷金で損をしないための工夫
引越しで、一番大きなトラブルに発展する可能性があるのが、
賃貸住居退去時の敷金返還に関するトラブルです。
ここでは、最低限知っておきたい基本的なポイントを確認します。
まず一番重要なポイントから。
社会通念上、通常の使用をした場合に生じる住宅の劣化は
借り主の過失ではありません。
したがって、退去時に確認された住宅の劣化が、通常の使用を
した場合に生じる劣化のみであれば、借主は貸主に敷金から
お金を出す必要はありません。
そもそも、家は人が生活をするためにあるので、
居住年数が経てば多少の痛みや汚れは出てくるのが普通です。
タンスのあった部分より、その外側のほうが茶色く変色して
いるのを見たことがあるでしょう。
これらの劣化は、自然損耗の範囲内ということになるので、
敷金から支払われるとされる賃貸物件の「現状回復」が必要
な劣化とは判断されません。
では、通常の使用をした場合に生じる劣化とはどのような劣化
のことを指すのでしょうか。
ここが一番難しい部分で、はっきりとした判断基準はなく、
個人的な見解のぶつかり合いとなってしまうため、
トラブルが絶えないのです。
詳細は退去時に大家さんと交渉して決めます。
もし、どうしても納得がいかない場合は裁判となってきます。
最低限やっておきたいことは、
普通のお掃除(暮れの大掃除レベルだとはやり過ぎ)、
追加した設備の撤去、ごみ・不用品の始末、くらいですかね。
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